「森と街を繋ぐ木組みの家」
1ヶ月前の2月17日に、宮城県木材協同組合主催で第19回みやぎ木造住宅コンクール授賞式があり、初めて「森と街を繋ぐ木組みの家」が「最優秀賞」と「宮城県知事賞」を施主様、施工会社、設計者3者に頂きました。
協同作業の成果として3者共々喜び合いました。遅くなりましたが写真で紹介します。
毎年恒例、住宅リフォームフェアに今年も杜の家づくりネットワークで参加します。
建て方実演、木遣り、餅まき、カンナがけ体験、障子貼り体験、住宅相談などなど
今年も盛り沢山な内容となっています。
餅まきは当たり付き!今年の運試しにいかがでしょう。
大人も子供も楽しめるイベントですので、
是非、足をお運びください。
宮城・仙台住宅リフォームフェア2018(主催:(株)リフォーム産業新聞社)
リフォームフェアHP:http://the-reform.co.jp/sendai/
■日時:1月20(土)、21日(日) 10:00~17:00
建て方実演は両日13時からを予定しております。
■会場:夢メッセみやぎ(仙台市宮城野区港3丁目1-7)
昨年暮れに我が家の山の杉所有林の選木伐採をしました。
十三浜小指地区防集高台移転団地で最後に残ってしまった小さな我が家の復興住宅用木材として、折角だから先祖が植林した山の杉を活用したいと思い、知り合いの木挽きさんに頼みました。人の家ばっか造って自分とこはいつになるんだ、と聞こえてくる身内からのプッシュに腹を決めた感じです。
伐採前の山に入り山の神様、守ってくれた御先祖様への感謝や製材なるまでの安全祈願を拝み、お清め用に御神酒と塩でお祓いしてもらい伐採に入りました。
その様子を写真で紹介します。
伐採した切株の年輪数えたら私と同じ61歳でした。昔亡くなった親父から連れて行ってもらったこの山で、お前が生まれた時植林した杉山だ、と教えてもらった記憶が蘇り、手間と経費多少掛かっても伐採して活用する意義を改めて思い直したのでした。
佐々木
12/10(日)ある方から紹介された見学会に参加して来ました。
現場をもっている南相馬市原町区鶴谷から25分程車で南に位置する小高区桃内と言う所。
文化財の指定は無いが明治末期から昭和初期にかけて趣向を凝らして作られた市内有数の近代和風建築・天野家の主屋・土蔵・長屋門が近く取り壊されるとの事で、南相馬市教育委員会文化財課によるお別れ公開としての見学会でした。
天気も良く多くの見学者が集まりました。
工手学校建築学科(現工学院大学の前身)出身で関野貞・伊東忠太等に師事したという二本松孝蔵という方が設計者で地元出身とのこと。
全国の著名社寺を多く手掛けられた方の様で今回初めて知った。これだけの建物が何故取り壊されないといけないのか。
個人所有で3・11の震災の件やら色々あるとは思うけど、なんとか地域の宝として保存活用される道は、知恵はないものか。
取り壊されるのはとにかくモッタイナイ!
参加された方の殆どからそういう声が聞こえたし、私も切にそう思う。様子を写真で紹介します。
佐々木