6月26日の(株)石巻日日新聞社より、県北若柳の大きな古民家を解体移築して診療所として再生され、
東松島市野蒜ヶ丘に「森さい生医院」として完成して先生と一緒に取材を受けた記事が掲載された。
これも新聞社の方に送って頂いたもので、紹介します。
佐々木
昨年から東松島市野蒜ヶ丘に移築再生工事中であった県北伊豆沼近く若柳の大きな農家の明治7年建築の古民家が、
石巻の内科病院の分院の診療所として漸く完成し、
6/9〜10日の土日2日間病院長様のご了解を得て完成見学会を共催することが出来ました。
設計監理者として解体撤去される直前の古民家を活用出来るよう譲って頂いて、
移築前提の解体工事・保管及び受け入れ先探しから関わり、
高台移転地で被災したこの地域の為に診療所として少しでも貢献できるようにという病院長のお手伝いが出来た事と、
地域の拠り所となり得る癒しの施設が古民家再生という形で完成出来て皆さんに喜んで頂き設計者冥利に尽きる思いです。
庭園の東屋はフランスから来て大工修行したロアさんの手によるものです。
見学会の様子を写真で紹介します。
佐々木
5/28(月)午前中、設計終えた福島県本宮市の新築住宅の
地鎮祭があり行って来ましたので様子を紹介します。
猪苗代湖から農業用水を引いているという安積疏水の用水路脇に、ある高台の敷地に、3・11の震災を浪江町で被災し本宮市の仮設住宅に避難された家族が戻る事を諦め近くのこの地に新しい住まいを建てる決断をされて漸くこの日を迎えました。
再建される住まいづくりのお手伝いで関われる事になった出逢いに感謝です。
敷地内に掘られた1m程の穴4箇所は、施主のこだわりでエネルギーカーボンと呼ばれる炭素埋設を自らの手でこれからやる為に掘られたとの事。私も未知の世界でこれから一緒に勉強したいと思っている。
地鎮の儀式を仕切って頂いた宮司さんが本宮市が一望できる山の上にあり由緒ある安達太良神社の方で帰りに寄らせて頂いた。
その写真も紹介します。またゆっくり訪れてみたい魅力ある所でした。