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ブログ

2018年3月19日

南相馬の古民家再生工事状況

南相馬市原町区近郊で、昨年から築150年ほどの農家の古民家の改修再生工事に入っていて通っていたのですが、

ようやく仕上げ工事に入って足場が外れ塗装と左官工事が佳境を迎えてきて完成が近くなってきたので、暫くぶりで写真で紹介します。

3.11の震災で原発の影響から遠くに避難していたのが帰還解除に伴い、

思い入れのある古民家を壊さず温かく住み易く改修再生して戻る決断をされた施主さんの想いに応えるべく

時間を掛けて再生に取組み、施主、工務店、設計との三者協同も楽しみながら進めてこれました。

 

 

完成時には見学会開催の予定もご了解いただいているのでその際はまたお知らせします。

 

2018年3月19日

みやぎ木造住宅コンクール受賞!

「森と街を繋ぐ木組みの家」

1ヶ月前の2月17日に、宮城県木材協同組合主催で第19回みやぎ木造住宅コンクール授賞式があり、初めて「森と街を繋ぐ木組みの家」が「最優秀賞」と「宮城県知事賞」を施主様、施工会社、設計者3者に頂きました。

 

協同作業の成果として3者共々喜び合いました。遅くなりましたが写真で紹介します。

 

2018年1月26日

リフォームフェア2018、無事終了しました

みやぎ夢メッセ会場にて1月20日、21日に開催された「住宅リフォームフェアin仙台2018」の中で、今年も「杜の家づくりネットワーク」木組みの家模擬上棟式や体験コーナーなどをさせていただきました。

20日の入場者数は昨年より少し少ない5727名だそうですが、我々のコーナーには昨年以上と思われる大勢の来場者が来てくれまして、13時からの模擬上棟式は「伊達木遣り会」の皆様に依る木遣り唄の披露もあり、餅撒きもかなり盛り上がりました。

杜の家メンバーの協力で年初めの活動スタートを皆楽しみながらやれました。

 

2018年1月12日

住宅リフォームフェア2018に参加します

毎年恒例、住宅リフォームフェアに今年も杜の家づくりネットワークで参加します。

建て方実演、木遣り、餅まき、カンナがけ体験、障子貼り体験、住宅相談などなど
今年も盛り沢山な内容となっています。

餅まきは当たり付き!今年の運試しにいかがでしょう。

大人も子供も楽しめるイベントですので、
是非、足をお運びください。

宮城・仙台住宅リフォームフェア2018(主催:(株)リフォーム産業新聞社)
リフォームフェアHP:http://the-reform.co.jp/sendai/

■日時:1月20(土)、21日(日) 10:00~17:00
    建て方実演は両日13時からを予定しております。

■会場:夢メッセみやぎ(仙台市宮城野区港3丁目1-7)

 

2018年1月10日

伐採の様子(十三浜)

昨年暮れに我が家の山の杉所有林の選木伐採をしました。

十三浜小指地区防集高台移転団地で最後に残ってしまった小さな我が家の復興住宅用木材として、折角だから先祖が植林した山の杉を活用したいと思い、知り合いの木挽きさんに頼みました。人の家ばっか造って自分とこはいつになるんだ、と聞こえてくる身内からのプッシュに腹を決めた感じです。

伐採前の山に入り山の神様、守ってくれた御先祖様への感謝や製材なるまでの安全祈願を拝み、お清め用に御神酒と塩でお祓いしてもらい伐採に入りました。
その様子を写真で紹介します。

伐採した切株の年輪数えたら私と同じ61歳でした。昔亡くなった親父から連れて行ってもらったこの山で、お前が生まれた時植林した杉山だ、と教えてもらった記憶が蘇り、手間と経費多少掛かっても伐採して活用する意義を改めて思い直したのでした。

 

佐々木

 

2018年1月10日

上棟式を行いました

昨年暮れ12/24(日)大安の日に、石巻市桃生町で設計を手掛けていた住宅のこの年最後の上棟式を挙げることができた。

 

吹き抜けを支える8寸角の大黒柱も建ってみると頼もしい。

餅撒きまではしない形だが終わったらすっかり暗くなってしまった。

 

様子を写真で紹介します。

 

佐々木

 

2017年12月11日

伐採の様子(南三陸町)

新たな住まいづくりにおいて構造材などの木材は、通常は材木屋さんからとかプレカット工場からの調達がほとんであるが、今回
手入れされた山林所有者の杉原木を伐採してその方の家づくりを担当出来る事になった。

先月11月16日、南三陸町の自立再建復興住宅の仕事で、既に実施設計が終わり棟梁さんの木拾い調書も上がったので、伐採が始まっているということで打ち合わせ終わってから山を案内してもらった。手刻みの仕事である。来年2月末頃製材するまで山で葉枯らししておく様です。

 

写真で紹介します。

 

佐々木

 

2017年12月11日

南相馬の古民家現地再生工事 進捗状況

南相馬市近郊で築150年程の古民家の改修再生工事の現場を写真で紹介します。

前の記事の天野家住宅から車で25分程度の現場で、その足で行ってきました。
 

 

50年位前茅葺から瓦葺に変えた屋根の渋い窯変瓦の様な味わい深い瓦を一旦全部下ろして、小屋組と垂木など補強更新や野地板張り替え工事終わってから葺き直したのや屋根外壁廻り内部高断熱工事も終わり、再生に向けた内部木工事も大分見えて来た感じです。

 

佐々木

 

 

 

2017年12月11日

近代和風建築・天野家お別れ公開に参加しました

12/10(日)ある方から紹介された見学会に参加して来ました。

 

現場をもっている南相馬市原町区鶴谷から25分程車で南に位置する小高区桃内と言う所。

 

文化財の指定は無いが明治末期から昭和初期にかけて趣向を凝らして作られた市内有数の近代和風建築・天野家の主屋・土蔵・長屋門が近く取り壊されるとの事で、南相馬市教育委員会文化財課によるお別れ公開としての見学会でした。

天気も良く多くの見学者が集まりました。
 

工手学校建築学科(現工学院大学の前身)出身で関野貞・伊東忠太等に師事したという二本松孝蔵という方が設計者で地元出身とのこと。

 

全国の著名社寺を多く手掛けられた方の様で今回初めて知った。これだけの建物が何故取り壊されないといけないのか。
個人所有で3・11の震災の件やら色々あるとは思うけど、なんとか地域の宝として保存活用される道は、知恵はないものか。
取り壊されるのはとにかくモッタイナイ!
 

参加された方の殆どからそういう声が聞こえたし、私も切にそう思う。様子を写真で紹介します。

 

佐々木

 

 

 

2017年11月24日

古民家移築再生工事 地組み見学会のご案内

先日写真でご紹介しました、東松島市の古民家移築再生の診療所の地組み見学会を開催します。

石巻の病院の先生の、地域に愛される癒しの診療所として生まれ変わりることを目指した工事です。

ダイナミックな古材の梁組を間近で見れる滅多にない機会です。お気軽にご参加、お問合せください。

 

日時:11/26(日)10:00~16:00

     12/3(日)13:00~16:00

場所:東松島市野蒜ヶ丘3丁目28-3