7月17日(木)に 私が代表を務める杜の家づくりネットワークで 26年度第1回木孝塾(講演会)を 仙台市民会館2階第6会議室で 19:00~20:30まで行います。 今回講師にフリーライターの小山厚子氏をお招きし、 復興支援から繋がっていく交友についてや 支援の今後についてお話し頂きます。 参加費無料となりますので ご興味がある方参加申し込みの上お気軽にご参加ください。
7/5(土)、南三陸町にて恒例の「杜の家づくりネットワーク森林・製作所見学会」(JIA宮城地域会後援)が開催されました。 私の代表挨拶のあと山林家 佐藤久一郎氏(㈱佐久代表)に、亜熱帯性タブの自生林の神聖な荒島と所有されている山林2ケ所を詳しい解説付きで案内いただきました。 中でも杉の間伐林と手入れしていない無間伐林の対比や杉山の林齢別変等、人の手が入ることによって良い材料も生産出来て、涵養林として地域の里山保全につながる等のお話を聞きながら、皆さん目から鱗の状態で聞き入っておられました。 チェーンソーでの伐採まで見られたのは想定外でした。 午後から高台の土場に震災後製材工場と低温乾燥庫を再建されている丸平木材の小野寺さんに、山からの原木から製材され乾燥そして加工された木材製品までを、木の持つ特性を壊さないやり方を熱心に説明頂きながら見学できました。 最後に町内入谷地区災害公営住宅の見学に移動し設計者・(株)針生承一建築研究所 の針生氏に直々に概要からご説明頂きながら内外とも見学させて頂きました。 今回宮城県工業高校の 萱沼先生が生徒さん4名連れて参加頂き、建築士会大崎支部から2名、古民家再生協会宮城支部から3名、仙台から5名の他、遠く山形からの参加もあり総勢21名で見学できました。心配した天気もなんとか最後まで持ちこたえてくれまして、川上から川下までかなり濃密なスケジュールで皆さんお疲れだったと思いますが、最後解散式で笑顔で「参加できてよかった」という言葉が聴けたのがなによりです。参加された皆さん、1日案内役を勤めていただいた佐藤さんや㈱佐久の皆さん、小野寺さん、そして針生さん、本当にありがとうございました。
現在登米市で天然スレート葺きの解体民家があり、もったいないりっぱな屋根材なので再生利用できるように声がけしたところ、鎌倉の方が引き受け手になってくれることになり、急遽29日に天然スレート剥がしの指導して頂いているS氏(東京駅の天然スレート葺にも関わった職人で石盤葺選定保存技術保持者)の解説付きで見学会(体験型ワークショップ)を企画いたしました。 6月29日(日)13:30~15:30限定となります。玄関屋根廻りや棟飾りが結構凝った造りのようで、29日当日はこの辺の説明頂きながら既存石盤葺屋根の再生利用の為の作業が見れる貴重な体験ワークショップになると思いますので、興味のある方で都合つくかたはササキ設計宛に連絡ください。参加者に場所教えます。参加無料です。このような石盤葺屋根は震災前は三陸沿岸集落に結構見られましたが、失われつつあります。
毎年恒例で行っております森林・製材所見学会を 7月5日に開催致します。 山林家・佐藤久一郎氏の案内の元、 森林と製材所を見学させて頂きます。 森林見学は山に入り新緑の中を歩きながらご説明頂き、 製材所見学は丸平木材さんの製材所で製材作業を見学させて頂きます。 木造住宅を建てる際絶対に必要な木材ですが その製造過程を見る機会はなかなかないかと思います。 丸平木材さんURL:http://maruhei-wood.co.jp/ その後希望頂ければ災害復興住宅の現場も見学致します。 復興住宅の見学は2棟あり、完成間近の物件と構造体まで施工された 現場となります。 ぜひお気軽ご連絡下さい。 皆様のお越しを心よりお待ちしております。
以前構造見学会を行いました三本塚の家が ついに完成致しました。 つきましては ゴールデンウィーク最終日6日、7日に 完成見学会を行います。 「地域型木造住宅のモデルハウス」をコンセプトとし、極めて高い断熱気密性能・室内空気の循環性能を重視し基本設計がまとめられました。 木組みを見せる伝統工法でありながら、北海道の次世代省エネルギー基準(宮城基準の1.5倍)を満たす断熱性能確保(Q 値1.6 以下、C 値1.0 以下) を目指しています。 木材はすべて金山杉。材を刻んだ金山大工が建て方まで行い、後は地元の荒木棟梁が施工する二段階施工方式を採用しています。 間取りは広間中心型とし、限られた面積の中で、吹き抜けを支え、どこからでも見える大黒柱がこの家のシンボルとなっております。 住宅の再建を考えている方々に ぜひ見て頂きたいと思っております。 皆様のご来場心よりお待ちしております。 気兼ねなく足を運んでみてください。