今週29日(水)南相馬市原町区の古民家現地再生の現場に行って来ました。
3年前から設計監理に関わっていて本来なら昨年引き渡しの予定が諸々の事情で中断していて、漸く残工事の見通しが立ちましてお盆前の引き渡しが決まりました。
施主は原発の事故で郡山市に避難していて、帰還許可出てから思い入れのある築140年程の古民家の自宅を建て替えるのでは無く、新築以上に住みやすくなるのであればと現地再生して自宅に戻る決断をされました。9年目に漸く引越しが決まりました。
設計者としてそのお手伝いが出来たことを仕事冥利に嬉しく思います。