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2014年7月7日

森林・製材所見学会

7/5(土)、南三陸町にて恒例の「杜の家づくりネットワーク森林・製作所見学会」(JIA宮城地域会後援)が開催されました。 私の代表挨拶のあと山林家 佐藤久一郎氏(㈱佐久代表)に、亜熱帯性タブの自生林の神聖な荒島と所有されている山林2ケ所を詳しい解説付きで案内いただきました。 中でも杉の間伐林と手入れしていない無間伐林の対比や杉山の林齢別変等、人の手が入ることによって良い材料も生産出来て、涵養林として地域の里山保全につながる等のお話を聞きながら、皆さん目から鱗の状態で聞き入っておられました。 チェーンソーでの伐採まで見られたのは想定外でした。 午後から高台の土場に震災後製材工場と低温乾燥庫を再建されている丸平木材の小野寺さんに、山からの原木から製材され乾燥そして加工された木材製品までを、木の持つ特性を壊さないやり方を熱心に説明頂きながら見学できました。 最後に町内入谷地区災害公営住宅の見学に移動し設計者・(株)針生承一建築研究所 の針生氏に直々に概要からご説明頂きながら内外とも見学させて頂きました。 今回宮城県工業高校の 萱沼先生が生徒さん4名連れて参加頂き、建築士会大崎支部から2名、古民家再生協会宮城支部から3名、仙台から5名の他、遠く山形からの参加もあり総勢21名で見学できました。心配した天気もなんとか最後まで持ちこたえてくれまして、川上から川下までかなり濃密なスケジュールで皆さんお疲れだったと思いますが、最後解散式で笑顔で「参加できてよかった」という言葉が聴けたのがなによりです。参加された皆さん、1日案内役を勤めていただいた佐藤さんや㈱佐久の皆さん、小野寺さん、そして針生さん、本当にありがとうございました。