竣工:2018年6月 建設地:東松島市 規模:木造2階建て 延べ床面積:298.90㎡
保管されていた古民家解体材を利用して建てたクリニックです。体調を崩している人が訪ねる施設なので、寒くないことが大前提。しかし、エアコンの強い温風は身体にとって好ましくないので、全館床暖房にしました。再生古民家ですが、温熱設備はこの時の最新のものをいれています。
明るくして欲しいとの要望もあったので、天窓を多く作り、小屋組みの内側も漆喰で白く仕上げました。日中は照明が不要なくらい、明るい室内です。
受付脇のねじれた柱は、フランスから来たロアさんという職人がつくったもので、親しみを込めてロア柱と呼んでます。