竣工:2018年7月 建設地:仙台市青葉区 規模:木造2階建て 延べ床面積:155.98㎡
築140年ほどの古民家を再生しました。大黒柱は30センチ以上の太さの欅で立派なものでした。丁寧に解体し、柱と梁は元のままの位置でそっくりそのまま再利用しています。主婦目線で生活動線が便利になるよう設計したので、新築同様の使い勝手になりました。建て主様は、もともと古民家に魅了されていた方で、以前より蔵戸や水屋箪笥、建具や欄間などを収集されていたので、それを各所に活用し、とても趣のある家になったと思います。
玄関土間の棹縁天井はアールがついた、とても美しいものですが、これは元からこうなっており、解体の時に丁寧にほどいて、再現したものです。