竣工:2023年 建設地:宮城県仙台市 規模:木造2階建て 延べ床面積:964.15㎡
「木造」「ZEB」の新社屋
土地区画整理法による社屋の移転に伴い、「復興事業により対策が図られた造成地での建設」
「宮城県産材を用いた木造建築」「「ZEB」によるエネルギーの地産地消」「防災拠点と
して役割」等をコンセプトとして建設を行った。
柱・梁等は津波被災地の県産材、屋根及び2階床はCLTを用いて高断熱化したほか、開口部は
断熱性能の高い木製サッシ等を採用、地中熱を利用した床輻射式空調やLED等により「ZEB」
を達成している。
地中熱利用については従来のクローズドループ方式に加え、宮城県初となる地下水を用いた
オープンループ方式を採用し省エネルギー性能等の実証を行う。
災害時は太陽光パネル、蓄電池、EV充電設備による充放電により自立した地域の防災拠点となる。