竣工:2017年2月 建設地:仙台市青葉区 規模:木造2階建て 延べ床面積:208.02㎡、1階床面積:158.12㎡、2階床面積:49.90㎡
古材の趣とアンティークの美しさを最大限に活かした再生古民家で、ササキ設計の一つの到達点ともいうべき家です。薪ストーブ脇の小上がりにはフットライトを設け、堀座卓のテーブルには古い欄間をはめ込んだ美しいものになっているので、応接スペースとしても使えます。リビングの小屋組みは複雑かつ上品な見せ方で、随所に洋のセンスを取り入れることで、野暮ったさのないセンスある空間をつくることができました。
床暖と薪ストーブの組み合わせで、室内は暖かです。古いガラス戸を使っているところも、その外側に断熱性にすぐれたサッシをいれることで、隙間風のない、快適な室内を実現しています。