かつては家づくりも「地産地消」が当たり前でした。それによって、風土にかなった「住まいの文化」も 育まれていたのです。山に木を植える人、製材する人、職人さん、住まう人の関係を大切にした顔の見える
家づくりは、住まい手はもちろん、地域や山を元気にします。それはなぜ? 近くの山の木を使うことや、地域でつながり合うことの意味やよさを考え、実践するために杜の家づくりネットワークなる組織を同胞と共に立ち上げました。
杜の家づくりネットワークは、林業家、製材業、大工や左官などの職人、工務店、設計士など、木の家づくりにかかわる職能者と木の家に愛着をもつ有志のつながりです。
1999年の旗揚げ以来、宮城の風土によく似合う自然素材の家、地域の森から生まれた家、木の文化を受け継いでいける家・・・、そんな家づくりをめざして、考え、学び、実践しています。森林と製材所の見学会、木を学ぶ木考塾、住宅の構造や完成見学会、幅広い啓蒙活動としてのフォレストフォーラム等を実施しています。
また、地域活性化につなげるため、これからの世代(若年層)の建築への提案をしています。2年前の建築基準法の改正に伴い有害物質への関心が高まる中、何が安全で何が危険なのかを
〜これからの世代となる若年層〜へ正しく伝え自ら何らかの形で建築に参加する場を与え興味をもたせ、なおかつ楽しさを味わってもらうことが将来につながると考えております。
■詳しくはこちらの「杜の家づくりネットワーク」ホームページをご参照下さい URL:http://www.morinoie.net/
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